池袋・東口。ビルの地下へ続く、ちょっと不安になる階段を降りた先に、その店はありました。コアな中華は西口や北口に多いのに、東口でこんな本格的な重慶料理に出会えるとは思っていなかったんです。

🪜 地下へ降りる、不安な階段の先に

以前から、Googleマップ上には出てきていました。
気にはなっていたものの、なかなか訪店の機会がないまま時間が過ぎていたお店です。
入口から、不安を煽るような地下への階段を降りていきます。(エレベーターもあるのでご安心を。)この時点では、まだ何が待っているか分かりません。
コアな中華料理店は、池袋でも西口〜北口方面にすこぶる多いエリア。東口には珍しく、ここはかなりの本格【重慶料理】でした。あまりの感動に、立て続けて2回も訪店してしまったほどです。ちなみに、お店の名前は『鉢鉢香(ぼーぼーしゃん)』と読みます。
オーダー
- 无汁担担面(汁なし担々麺) ¥880
- 重庆小面(重慶のマーラー麺) ¥780
- 成都肥肠粉(モツ煮込み入りサンラーフン) ¥880
- 脆皮臭豆腐(サクサク臭豆腐) ¥680
- 重庆钵钵鸡(重慶鉢鉢鶏) ¥1,480
- 万州格格(牛肉の米粉蒸し) ¥480
- 清汤抄手(さっぱりワンタン〈15個入り〉) ¥950
実食レビュー
无汁担担面(汁なし担々麺)

重慶料理といえば、この一杯を抜きには語れないらしいです。
スパイスの効いていない、ひよこ豆のダルのような豆と、痺れるひき肉。
小麦の丸麺はかなりたっぷりです。これだけで満足感はバッチリ。
むしろこれをベースに、おかずを足していくスタイルがよさそうでした。
汁なし?なのか。
重庆小面(重慶のマーラー麺)

重慶といえば、痺れと辛さの『麻辣』。
小麦麺がたっぷり入っています。辛さは結構あるので、そこはご注意を。
でも、辛さの向こう側にちゃんと美味さがいるんです。
汗をかきながら、つい、もう一口。
成都肥肠粉(モツ煮込み入りサンラーフン)

味付けは、さっきのマーラー麺と同じ系統。
違うのは麺で、こちらは『粉(フン)』です。透明の、つるんとした麺。
そこに、柔らかく煮込まれた濃いめの味付けのモツ。
このモツが、とにかく美味い。
脆皮臭豆腐(サクサク臭豆腐)

薄切りの揚げ臭豆腐に、麻辣スパイスがけ。
唐辛子と花山椒、クミン、そして臭豆腐の旨み。
最初に身構えたあの匂いが、食べ進めるうちに意外と気にならなくなって、旨みだけがどんどん前に出てきます。
これ、一度ハマったら抜けられないやつかもしれません。
重庆钵钵鸡(重慶鉢鉢鶏)

重慶といえば、の串料理。
例えるなら、重慶の『おでん』でしょうか。
各テーブルで、みなさん必ずと言っていいほど頼んでいる、ど定番でした。バケツに入った麻辣ダレに串を放り込んで、好きなものをいただくスタイル。
具はモツ数種、ソーセージ、ブロッコリー、腐竹、揚げ肉団子、カニカマなど。
選ぶ時間も、ちょっと楽しい。



万州格格(牛肉の米粉蒸し)

重慶市の万州区を代表する伝統料理だそうです。麻辣の効いた牛肉を、蒸籠でせいろ蒸し。米粉をまぶしているようで、もっちりした食感が出ています。なんとも不思議な料理。価格も安いので、試しに頼んでみるのにちょうどいい一品でした。
清汤抄手(さっぱりワンタン)

痺れと辛さが続く重慶料理のなかで、ふっと現れたオアシスでした。澄んだスープのワンタン。さっぱり、と思いきや、旨みがぎゅっと濃縮されてトロッとしています。しかも15個入り。これは、満足。
🌶️ ここは本当に池袋の地下なのか
麺も、串も、臭豆腐も、ぜんぶ麻辣でつながっています。痺れと辛さが一本の線になって、最後まで重慶という街を旅している気分でした。地下の薄暗い階段を降りたときの不安は、どこへやら。気づけば、立て続けに2回も通っていました。
📌 ちょっとした豆知識
- 📌 鉢鉢鶏(钵钵鸡)とは — 四川・重慶の串料理。麻辣ダレに具材を浸していただく一品で、バケツ状の器から好きな串を取るスタイルが特徴のようです。
- 📌 重慶の「小面」は — 現地では朝ごはんにもなる、庶民の定番麺らしいです。やっぱりベースは痺れと辛さの麻辣。
- 📌 格格(格格)は — 重慶・万州区の名物。米粉をまぶした肉を蒸籠で蒸した料理で、もっちり感が出るのはこの米粉のおかげのようです。
ズボラチャート
| 評価 | スコア | ★ / 5 |
|---|---|---|
| 🌍 異国感 | 5.0 | ★★★★★ |
| 🍛 味 | 4.5 | ★★★★½ |
| 🍱 ボリューム | 4.5 | ★★★★½ |
| ✨ 雰囲気 | 4.5 | ★★★★½ |
| 🔁 また行きたい度 | 5.0 | ★★★★★ |



店舗情報
| 店名 | 鉢鉢香(ぼーぼーしゃん) |
| ジャンル | 重慶料理(中華) |
| 住所 | 東京都豊島区南池袋2-26-9 ニュープライムビル B1F |
| 最寄り駅 | 池袋駅 東口(39番出口すぐ) |
| 営業時間 | 11:30〜14:30 / 17:00〜21:30 |
| 定休日 | 月曜日 |
| 電話 | 03-5927-8549 |
| 予約 | 予約不可(席のみ) |



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